酒井若菜が共演NGにした水道橋博士(タレントS)と「J-PHONE」CM問題を行列で和解【動画】
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酒井若菜が共演NGにした水道橋博士(タレントS)と「J-PHONE」CM問題を行列で和解【動画】
21時00分~21時54分
ドラマゲスト出演のため役作りで前歯1本抜くという根性の女優・酒井若菜が出演し、共演NGしていたタレントS水道橋博士と番組内で対面する。
酒井若菜は1980年9月9日栃木家生まれの現在35歳。
1995年、14歳で女優としてデビューしたが、1997年に第8回「ヤングジャンプ女子高生制服コレクション」の準グランプリに輝いたことがきっかけでグラビアアイドルとして活動するようになる。2002年「木更津キャッツアイ」で町で噂のサセ子ちゃん「モー子」役という印象的な演技力が目に留まり、この出演以降、女優として着実に成長していく。
女優としての酒井若菜は脇役が多いが、重要なポジションで大きな存在感を見せている。
フジテレビ系で放送された「火の粉」では歯を抜いて、銀歯をかぶせ直しをするという女優魂をみせた。しかも主役ではなくゲスト出演の放送で、本人がそこまでの熱意で演じると気合が入り込んで、一生懸命に女優にかけていると捉えるべきなのだろう。
女優は歯をきれいに見せるために差し歯をいれているので、そこまでするものなのかと報道され話題になった。(実際は抜いたというのは間違いで、銀歯にかぶせ直し)
今では実力派の女優になった酒井若菜だが、まだ女優として駆け出しだった頃に、共演したタレントS水道橋博士をある事件がきっかけで共演NGになってしまったという。
水道橋博士(本名・小野正芳)は1962年8月18日岡山県生まれの現在53歳。
ビートたけしの事務所「オフィス北野」でお笑いコンビ「浅草キッド」で芸人をしているが、最近ではソロの活動が多く、コメンテーターや雑誌にコラムやエッセイの執筆などを行っている。
酒井若菜と水道橋博士が知り合ったのは10年以上前のバラエティー番組。
石原慎太郎、テリー伊藤、松村邦洋、浅草キッドらが出演し、酒井若菜は当時グラドルで初のレギュラー番組に抜擢されたことで、緊張していたという。ほかの出演者たちとは気さくに話すことができた酒井若菜だが、番組が終わるまで「話さなかった」のが水道橋博士だった。
事件は収録前の楽屋にいた時。
その日は普段と違う楽屋で待たされていた酒井若菜の控え室の外で、男性二人の話し声が聞こえてきたという。その二人の会話は酒井若菜が当時出演していたCMの会話だった。
CMは「J-PHONE」写メールの内容の話で、酒井若菜が本人役として登場し、寝ているところをマネージャーに写メ取られてしまい、遅れた理由を「忙しくて~」と言い訳する内容。
そのCMに対し、「どこが忙しいんだよな。見栄はってんじゃねえよな」という会話が聞こえてきた。
酒井若菜は演技として、その役をやっているわけなので、実際に忙しい訳ではないのもわかっていたのに、聞こえてくる悪口と嘲笑に恐怖を感じたという。
会話が終わったころに外に出てみると、誰もいなくなっていた。
徐々に悔しさが湧き上がり、実際に誰だったのか知りたくなった酒井若菜は、ふと隣の控室をみると「水道橋博士様」と書かれていた。それを知ってしまった酒井若菜は「水道橋博士に悪口を言われていた」と勘違いしてしまい、ずっと番組中もまともに話すことが出来なくなってしまったという。水道橋博士に「あのCMいいよね」と話しかけられた時に、「バカにされている」と感じ、余計に怒りを感じてしまった。
その共演以降、酒井若菜は人気女優になっていったが、バラエティー番組によばれても水道橋博士がいると共演NGをずっと出してきてしまったそうだ。
この共演NGした日から、二人は一度も会うことがなかったが、2009年にある出来事がきっかけで、酒井若菜が勘違いだったと気づかされる。
酒井若菜がブログに当時共演したテリー伊藤のことに触れた記事をアップしたところ、水道橋博士がtwitterで記事のこと褒めてくれているのを知ることになる。
「またからかわれている」と思った酒井若菜だったが、それを教えてくれた知人から説教されることになる。知人は「あのさ~控室の外の声、お前の控室にも、丸聞こえだったんだよな?」と尋ねられ、続けざま「ということは、隣の控室の博士さんにも、丸聞こえなんだよ」と言われ、そこではじめて自分が勘違いをしていたことに気づかされたそうだ。
2chをみてもわかる通り、芸人の世界など悪口を言われることばかり。
水道橋博士もスタッフからイジメのような悪口や意地悪を受けてきたから、その酒井若菜へのスタッフが悪口を言っていたのを知っていたのだった。
だが、それをスタッフを責めるわけでも文句言うようなことはせず、スタッフの前でそのCMをさりげなく褒め言葉をかけるという全員に気遣いを出来る人だったのだ。
酒井若菜は、そんな気遣いを分からなかった自分に恥ずかしくなり、2012年に自身のブログで水道橋博士の記事を書き、書籍本にすることにして、共演を依頼。自身のブログ本の帯タイトルを「水道橋博士」ということもお願いし快諾された。
「酒井若菜と8人の男たちー水道橋博士」は自分の後悔と懺悔、そして感謝の気持ちは込められているそうだ。
番組内では再び共演を果たし、感謝と謝罪をする場面が放送される。
酒井若菜 公式サイト
http://ameblo.jp/wakana-sakai/entry-11439648965.html